春の不調をアーユルヴェーダで考える

query_builder 2025/02/22

こんにちは。

自由が丘にあるアーユルヴェーダサロン、YOHAKU Ayurvedaです。


風に冷たさが残るものの、日差しにはすっかり春を感じるようになりました。

今日は「春の不調」について考えたいと思います。


「春眠暁を覚えず」


これはよく言ったものですが、春って本当になんだか眠たいんですよね。

どれだけ寝ても眠たい。

これは本調子でないので「不調」と捉えることができます。


春の不調は、アーユルヴェーダの3つのエネルギータイプ「トリドーシャ」のうち、「カパ」と呼ばれる水と土の性質が原因となります。


カパは、重たく粘性でずっしりした性質であり、この性質は心の面では「動きたくない、何事も億劫、眠っていたい」などの状態を強く出します。


春の不調は、冬の不摂生が影響すると言われます。


冬の間は外気が下がることで、消化の炎が体内の中心部に定着し、消化力が高まり、食事はなんでもしっかり消化吸収できる状態となります。


冬はイベントごとも多く、好き勝手に暴飲暴食しがちですが、消化力が高くても良くないものを食べていると「アーマ」として体内に残ってしまいます。


そして迎えた春先、周囲にカパのエネルギーが高まり、水けが増します。

消化の炎が揺らぎ、揺らぎの中で、変化(デトックス)が起きます。


その反応が「眠気」「食欲不振(または増進)」「鼻炎・鼻水」です。


春先のこの反応は、冬の不摂生...とは言いつつも対処法はあります。

カパをこれ以上増大させないということです。


朝日を浴び、外気の風に触れ、甘いものを摂りすぎない。

そして、消化力を上げるために白湯やスパイスを食事に取り入れることもおすすめです。


サロンではカパの不調が強い方に向けて、ハーブ粉を用いたウドワルタナも行っています。

ぜひ不調の脱却に、当店へお越しくださいませ。


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YOHAKU

住所:東京都目黒区

自由が丘2丁目3−12

セレナヴィータ自由が丘3F Axe

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